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2013.02.22
至誠而不動者未之有也 現代語訳
吉田松陰が、安政の大獄により江戸に送られる直前に、小田村伊之助に宛てた文章。
「至誠にして動かざる者はいまだこれ有らざるなり(吉田松陰が座右の銘とした孟子の言葉で、誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない。まごころを十分に発揮しようと思い努力することこそが人の道である、という意味の言葉)
私は学問をする事二十年、年齢は三十歳である。しかし、いまだにこの一語の意味を良く理解することが出来ない。今ここに江戸へ送還されることとなった。出来ることならば、この身でこの一語が正しいかどうか否かを証明してみたい。そこで、死ぬか生きるかという非常のことは、しばらく意識の外としたい。己未(安政六年:1859年)五月
二十一回猛士(吉田松陰が使用した号の一つ)」
原文掲載ページ
「至誠にして動かざる者はいまだこれ有らざるなり(吉田松陰が座右の銘とした孟子の言葉で、誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない。まごころを十分に発揮しようと思い努力することこそが人の道である、という意味の言葉)
私は学問をする事二十年、年齢は三十歳である。しかし、いまだにこの一語の意味を良く理解することが出来ない。今ここに江戸へ送還されることとなった。出来ることならば、この身でこの一語が正しいかどうか否かを証明してみたい。そこで、死ぬか生きるかという非常のことは、しばらく意識の外としたい。己未(安政六年:1859年)五月
二十一回猛士(吉田松陰が使用した号の一つ)」
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